韓国語独学勉強方法

韓国語をマスターするために効率的な勉強順序

韓国語は日本での日常生活ではあまり馴染みがない言語なため、最初はなかなか身に付かないかもしれません。
しかし理解すればするほど、韓国語は日本語に近い言語だと気付くはず。
興味を持って順番に覚えていけば、独学でも日常会話くらいなら十分に習得できます。

 

勉強する順番としてオススメは以下のとおりです。

  1. ハングル文字を覚える
  2. 単語を暗記する
  3. 短文を暗記する
  4. 初心者向け音声教材で聞き取り練習をする
  5. 韓国POP・韓国映画・ドラマを繰り返し視聴する
  6. ネイティブと会話する

 

一般的にはこの順序で学習していくことで早く習得できますが、個人差もあるのであまり固く考えないことも大切です。
独学で勉強する場合お尻を叩いてくれる人がいないので、勉強することが苦痛になってしまっては続きません。

 

勉強が辛いと感じることがあれば、柔軟に勉強する順番を変え、楽しめるよう工夫することが重要です。

ハングルについて

ハングル文字のメニュー表

直接的には関係しませんが、これから勉強して言葉がどのような言葉なのか理解することは、知っておく方がベターです。

 

特にハングルは他に例をみないくらい特徴のある言葉ですので、理解を深めることでより興味を持て、学習への意欲にも貢献できるでしょう。

 

 

ハングルの歴史

 

ハングルは非常に歴史の浅い文字で、1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が「訓民正音」の名で公布したことに始まります。
それから一般的に使用されることはなく、ようやくハングルが使われるようになってきたのは1900年代に入ってからのことです。

 

それまで朝鮮語は存在していたものの朝鮮語を表す文字はなく、知識人たちは漢字を使用していました。
開化期になると民族意識の高揚とともに、だんだんとハングルが広く用いられるようになってきて定着するに至ります。

 

偉大なる文字」という意味を持つハングルは、その歴史が表すように韓国人の誇りそのものなのです。

 

 

ハングルの特徴

 

ハングルは英語と同じように、母音と子音で成り立っています。
内訳は母音10つ、子音14つ

 

発音をそのまま文字にした作り(表音文字)で、非常にわかりやすい効率的な文字です。

 

また他の文字にあるような文中の句読点はなく、文章の最後にはピリオドを打つこと決まりとなっています。


ハングル文字を暗記しよう

韓国語を勉強する上で、まず最初にやらないといけないのはハングル文字の暗記です。
馴染みのない文字なので最初は苦労しますが、ハングル文字の暗記は避けては通れない道です。

 

学校でアルファベットを覚えたように、実際に文字を書いて覚えるのが近道でしょう。

 

参考書としては「3日でできる超入門ハングル書き取りノート」がオススメ。

 

ノートをこなしていくことで、非常にわかりやすくハングルを覚えることができ、ハングルへの理解が深まります。

単語を暗記しよう

すべての単語を機械的に覚えようとすると勉強することが苦痛になってきます。
まずは利用頻度の高い単語から覚えていきましょう。

 

好きなアーティストの歌詞、好きなドラマのフレーズに出てくる単語から覚えると楽しく続けることができます。

 

韓国語学習で単語を暗記していると必ずつまづくのが”活用”。
使い方を理解しつつ単語を覚えるには「原形からの変化がわかる!韓国語単語活用辞典 (リー先生の日本人のための韓国語レッスンシリーズ)がオススメ。

 

この一冊を持っておくと、辞典についている活用表も必要なくなります。

短文を暗記する

単語を暗記しただけでは韓国語の読み書きや会話はまだできません。
実際に日常会話で使用する短文を複数覚えていくことで、単語の使い方も身に付き、一気に韓国語マスターへ近付きます。

 

ドラマや映画が好きな人は、セリフの中で使われている言葉を書き取って暗記していくのがオススメ。
しっかりと学習したい人は「通訳メソッドを応用したシャドウイングで学ぶ韓国語短文会話500」がオススメです。

 

生きた韓国語を使いこなせるようになるかどうかは、短文暗記に掛かっていると言っても過言ではありません。

聞き取り練習をする

映画・ドラマでの聞き取り練習も悪くはないのですが、最初からそれをやってしまうと遠回りになります。
何を言っているのかテキストで確認できる音声教材を用意した方が良いでしょう。

 

聞き取り練習ですが、残念ながら現状ではほとんど満足できるものは市販されていません。
1つだけオススメできるとしたら「日常韓国語会話ネイティブ表現 ([CD+テキスト])」でしょうか。
値段を気にしないのであれば「スピードラーニング韓国語」が最適でしょう。

 

ラジオ・ドラマなどを上手に活用して耳を韓国語に慣らしていきましょう。
繰り返し聞いていくことで、最初は聞き取れなかったフレーズも聞き取れるようになってきます。

韓国映画・ドラマを字幕なしで視聴する

韓国語映画のフィルム

聞き取り練習に慣れてきたら、映画やドラマでリアルな会話を視聴しましょう。

 

CDなどの練習用音声は聞き取りやすいように録音されているため、それだけでは不十分な場合があります。
実用的な韓国語を習得するためには、実際に生活の中で使われている言葉に親しまないといけません。

 

今では韓国映画や韓国ドラマはテレビでも放送されていますし、レンタルビデオで借りることもできます。
お好きなものをチョイスして楽しみつつ慣れ親しんでいきましょう。


ネイティブと会話する

より完璧を求めるならネイティブ韓国人と会話を楽しむと良いでしょう。
会話をしていておかしなところがあれば指摘して欲しいと伝えておけば、発音に関しても間違っているものはすぐにわかります。

 

しかしこればかりは教材と違いお金で買うことはできないもの。

 

  • 日韓交流会に行く。
  • Facebookなどで韓国人の友達を作る。
  • 韓国旅行に行く。

など積極的に行動しなくてはいけないので、人によっては少々ハードルが高いかもしれません。

韓国語独学勉強方法まとめ

基礎から正しい順番でステップを踏みつつ学習していけば、必ず韓国語は習得できます。

 

時間もかかりますし簡単ではありませんが、達成した時にはそれ以上の喜びが待っているはずです。
その時のことをイメージしつつ、挫けないようコツコツと進めることが最大のコツです。

 

より効率的に独学するなら、当サイトでランキング紹介している韓国語教材を心からオススメします。
0からマスターするためのカリキュラムが1つの教材にまとまっているので、勉強方法に頭を悩ませる事なく勉強に集中できるでしょう。

 

独学で韓国語を習得し、韓国旅行や韓国エンターテイメントを楽しんでいる人は沢山います。
ここまで読んでいただいた貴方もそうなれるよう、心から祈っています。


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